あらすじ
見来ヒーロー・シグナル
あらすじ(シグナル)
突然、兄・飛色を失った止色は、兄の残した日記を見つける。
そこには「ミライヒーロー」と呼ばれる謎の組織と、強く願えば時空を越えられるという言葉が記されていた。
半信半疑のまま、双子の弟・前進と、兄の同級生・凛の妹ノルンとともに願うと、三人は地下にある基地へと転送される。
そこで出会ったのは、車椅子のリーダーだった。
飛色は死んだのではなく、地球の一部となり、今も生きている。
その言葉を聞いた三人は、彼を助ける決意をする。
リーダーから与えられた力――それは三人で一つのヒーロー「シグナル」。
止色はブレーキ、前進はアクセル、ノルンはハンドル。
誰か一人でも欠ければ成立しない、命を預け合う力だった。
日常の中で葛藤しながらも、三人はヒーローとしての在り方を学んでいく。
そしてついに、音も光も届かない深海八千メートルの断層へと向かう。
凄まじい水圧の中、限界を超える加速。
三人は手を繋ぎ、ギヤを上げ、命を燃やしながら断層を押し上げる。
やがて海を突き破り、空へ。
虹の中で再会する兄。
優しさは、弱さじゃない。
守るための力だ。
三人は命を賭けて証明する。
優しい者が報われる世界を――自分たちの手で。