あらすじ
ある時から、主に小学生から高校生の子供たちの間で原因不明の奇病が流行るようになった。
眠り続け、衰弱していく病気で、その最大の特徴は手の甲や額、項など、体のどこかに何かの模様のような痣が現れることである。衰弱していく事に色濃くなっていき、死に至る頃にはタトゥーのようにくっきりと刻まれる。
その痣がなんの前触れもなく消えると、原因不明の意識不明から復活し、患者が目を覚ますことから、まるで呪いのようだとまことしやかに噂されている。
痣が茨のように見えること、また、眠ったままになる症状から童話に準えて通称「眠り姫病」と呼ばれている。
が、当の子供たちの間では「アリス病」と、別の童話の名前で呼ばれていた。
目覚めた子供たちは眠っている間の記憶や夢をしっかり思い出すことはなく、基本的に忘却しているが、ぼんやりと誰かに助けて貰った気がするなどと証言する子もおり、その子たちは一様に
「変な帽子をかぶった人がお茶をくれた」「うさぎの耳が見えた気がする」「同じ顔の双子がいた」
などとまるで不思議の国のアリスの登場人物のような特徴をあげるのだとか。
痣は茨というより「薔薇の棘」なのでは?とも言われており、上記の理由から「アリス病」の名前の方がSNSなどでは定着している。
ー…某チャンネルオカルト板より抜粋