あらすじ
クラス一の美少女・一ノ瀬雫に一目惚れした俺、高居宙。
清楚で近寄りがたい彼女を、ただ遠くから眺めるだけのはずだった――
なのに、なぜか俺に絡んでくるのは隣の席の女子、三間坂雪。
サイドテールで猫みたいに笑う、距離感バグ気味のからかい女子だ。
しかもこいつ――
俺が一ノ瀬さんを好きなことを見抜いたうえで、なぜか全力で応援してくる。
「一ノ瀬さんとボウリング行くけど、高居君も来る?」
……いや、なんでお前がセッティングしてるんだよ。
三間坂さんに振り回されながらも、一ノ瀬さんとの距離は確実に縮まっていく。
けれど、その全部のきっかけは――いつも三間坂さんだった。
からかわれて、振り回されて、貸しを押し付けられて。
気づけば俺の日常の中心にいるのは、彼女のほうで。
「ねえ高居君、今どっち見てた?」
その笑顔に、何度も調子を狂わされる。
これは、クラス一の美少女を好きになったはずの俺が、
なぜか「クラスで三番目に可愛い女子」に振り回されていく青春ラブコメ。
――本当に一番近くにいるのは、誰だ?