あらすじ
人類が太陽系を離れ、銀河の二つの巨大陣営に分かれて血で血を洗う戦争を始めてから約2世紀。
神聖ヴァレリア帝国:
中世の貴族制を宇宙空間に持ち込んだ巨大国家。圧倒的な資源と艦隊数を誇るが、血統主義と腐敗により軍上層部は無能な貴族で占められている。
汎銀河共和連盟:
帝国から独立した民主国家群。優れた技術力とAIによる効率的統治を謳うが、実態は一部の資本家と軍産複合体が支配する冷徹な寡頭制国家。
【主要キャラクター】
リネア・フォン・ローゼンバーグ(主人公)
帝国の没落貴族の娘。弱冠20歳で帝国宇宙軍・少佐。軍人としての矜持や愛国心は皆無で、己の「生存」と「合理的利益」のみを追求する極度の合理主義者。その冷徹な戦術から、味方からは「鉄の心臓」と恐れられ、敵からは「銀髪の戦鬼」と忌み嫌われている。
ユリウス・ハインリヒ
帝国軍・大佐。名門貴族の嫡男だが、帝国の腐敗を憂う改革派。リネアの異端な才能を見抜き、彼女を自らの派閥に引き込もうとする。
アレクセイ・イワノフ
共和連盟・若き艦隊司令官。天才的な艦隊機動術を持ち、後にリネアの最大の宿敵となる男。