あらすじ
この街には、昔から語られている噂がある。
夜、線路のカーブに“少女”が立っている。
彼女に呼ばれた人間は、気づかないうちに線路へと導かれる——。
新聞部の三上は、転校してきた少女・篠崎とともに、
その噂と奇妙な一致を見せる事故を追い始める。
調べれば調べるほど、違和感は増えていく。
消えたはずの記録。
曖昧な証言。
そして、どこか歪んだ“噂”の形。
やがて二人は、この街と隣町に隠された、
決して触れてはならない過去へと近づいていく。
——その夜、カーブの先に立っているのは、誰だ。
登場人物
■三上 恒一(みかみ こういち)
新聞部に所属する高校生。
■篠崎 凛(しのざき りん)
隣町から転校してきた少女。
■高瀬 悠斗(たかせ ゆうと)
新聞部の先輩。
■古川(こがわ)
街の古い事情に詳しい謎の老人。
■野崎秀一(のざきしゅういち)
殺された運転士。
■佐伯幸治(さえきこうじ)
電車の人身事故に巻き込まれた浮浪者。
■黒田先生(くろだせんせい)
無愛想な教師。三上たちの担任。
■榊原瞬(さかきばらしゅん)
交番に勤務する警察官。