あらすじ

「恥の多い生涯を送って来ました。……せめて最後は、異世界の片隅で静かに終わらせてほしい」

聖教国の第1王子として転生した男、ヨゾラ。しかし、彼に宿った力は「聖なる光」ではなく、触れるものすべてを虚無に帰す**「死神の加護」**だった。

実の父である国王からは「呪われた無能」と蔑まれ、婚約者の聖女マリアからは裏切られ、民衆の面前で処刑を宣告されたヨゾラ。だが、彼が自らの命を絶とうと決意した瞬間、隣にいた**「死神の少女」**が微笑んだ。

「ねえ、ヨゾラ。一人で死ぬのは寂しいわ。世界を道連れに、心中(ガチャ)を回してみない?」

ヨゾラが放ったのは、物理的な破壊ではない。自分を否定する世界の「正義」や「概念」そのものを道連れに消滅させる、究極の自己犠牲魔法だった。

聖教国の都が音もなく夜の底へ沈み、かつて自分を断罪した者たちが絶望にのたうち回る中、ヨゾラは「死ぬことさえ許されない空白の地」へと辿り着く。

そこは、神も王もいない、真っ白な原稿用紙のような世界。
ヨゾラは、隣に寄り添う死神と、自我を失い執着の塊となった元・聖女と共に、新しい「物語」を書き始める。

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アルファポリス
アルファポリス2026/03/19
  • 現在の作品異世界「人間失格」 〜死神を連れて心中(ガチャ)したら、聖教国ごと消滅させてしまった件。恥の多い異世界ですが私は元気です〜