あらすじ
「辞めたら、楽かな〜」
カフェチェーン本部で働く紗季(27歳)は、軽い独り言のつもりでそう漏らした。
だがその一言が社内に広まり、翌週から上司は優しくなり、総務は退職書類を用意し、社長までがランチに誘ってくる。
――え、私、本当に辞める流れ?
戸惑いながらも、紗季は自分に問い直す。
この仕事は嫌い? それとも、夢を諦めた自分が嫌いなだけ?
“辞めたい”と口にしたことで、初めて見えた本音。
選ぶのは、逃げることでも耐えることでもない。
「辞めるの、辞めます」
仕事と少しだけ向き合い直す、等身大の再出発ストーリー。