あらすじ

圧倒的劣勢に追い込まれた王国軍。 前線基地では砲撃が止まず、総司令官ボルト・フォン・ピッグス将軍は、天幕の下で震えていた。 その天幕に現れたのは、名もなき一兵卒である、自称『伝令兵A』。彼は逃げもせず、恐怖にも呑まれず、将軍の言葉を待つエースであると自負していた。 爆音の中、将軍が叫んだ命令は全軍撤退。 しかし、砲撃で聴覚を失った伝令兵Aは、読唇術で口の動きを「全軍突撃!」と読み違えてしまう。 将軍の臆病さを「高度な危機管理」、恐怖からの震えを「武者震い」と信じ切っている彼は、その英雄的命令を最前線へと全力で伝達する。 すべては勘違いのまま王国軍を勝利へ導いていく。 彼らの快進撃は、今日も誰一人として真実を知らないまま続いていく、勘違いコメディである。

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カクヨム
カクヨム2026/02/26
  • 現在の作品無能将軍の伝令兵Aですが、なぜか英雄と讃えられました