あらすじ
「辞めます」の一言。挫折を知った最年長新入生、崖っぷちからの再起。
「辞めるなら今のうちにどうぞ。あなたたちの代わりは毎年入ってきます」
三十二歳、崖っぷちで合格した警察学校。待っていたのは、分単位で縛られる規律と、容赦ない罵声が飛び交う「非日常」の洗礼だった。
元演劇青年、フリーター。自分を信じられず、他人も信じられず、ただ「正義」を知りたくてこの門を叩いた平沢。しかし、警察学校で立ちはだかる壁に彼は一人絶望し、挫折する。
「自分には適性がないのではないか」
一度は折れかけた心。それを繋ぎ止めたのは、厳格な教官の意外な言葉と、共に汗を流す仲間たちの絆だった。
これは、何者でもなかった一人の青年が、本当の「警察官」になるための最初の十日間の記録。
昨年投稿したものを加筆修正したものになります。
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。
小説家になろうにも同時掲載中です。