あらすじ
借金800万円と妹の学費。それを返すため、俺・恵比寿善は深夜配送の最中、壊れたナビに導かれ異世界へ迷い込んだ。
生まれつきの「えびす顔」のせいで、疲労困憊でも満面の笑みに見える俺は、異世界で「伝説の死神」として恐れられていた。
相棒は、軽トラのエンジンから変化した魔界の災厄『ナイトメア』。サポートは、科学捜査で嘘を暴く死霊(AI)ナビ。
俺がただ「納期厳守」で現場に現れるだけで、完璧な完全犯罪を企てた悪徳英雄や貴族たちは勝手にパニックを起こし、自白を始める。
「殺害から1時間だと!? なぜ死神がもうここにいる!? あの赤い液体(ジャム)は死の呪いか!?」
――いえ、俺はただの配達員です。納期があるんで、早く受領印をください。