あらすじ
──それは血と涙の味がした。
自らの存在価値を見出せないルイは、ある日突然、正体不明の城へと召喚される。
ルールはシンプル。
戦場に赴き、命を賭けて戦うのみ。1000ポイントを貯めれば、解放されてどんな願いでも叶えられる。
ルイに与えられたスキルは《共食いのハイエナ》。
それは仲間の魂を喰らい、己の物とする力だった。
死を恐れないルイは戦場に挑み続け、仲間を得て、剣を磨き、誰よりも死の淵に近い場所に身を投じていく。
だが、その先にあったのは居場所でも救いでもなく、ただ一つの願望だった。
──誰でもいい。誰かのために、死にたい。
その願いが大いなる呪いへと変わることも知らず、ルイは古城の運命の渦に巻き込まれていく。