あらすじ

千里眼を持つ一ノ倉薫は、見世物小屋で強欲な主人に搾取される毎日だった。ある日『千里眼公開実験』が新聞記者達の前で行われ、薫は大勢の前で透視実験をさせられる。その場にいた華族である妙前高臣は彼女の力を本物と見抜き、見世物小屋に薫を奪いに行き「本物の千里眼を持つあなたに力を借りたい。僕と一緒に来てくれるか?」と手を差し伸べる。 高臣は『怪異』と呼ばれる、人の心に巣食う悪を退治する使命を負っていた。薫の千里眼は怪異を見抜くことができる為、その力を欲していた高臣は薫に契約結婚を申し込む。 二人は形だけの夫婦になり、薫は高臣の怪異退治に協力する。だがぶっきらぼうな高臣とはなかなか距離が縮まらない。それでも徐々に二人の距離は近づき、お互いに必要な存在となっていく。 大正時代を舞台に、無口で一見冷たい高臣と平民の薫が、やがて形だけの夫婦から「本当の夫婦」になるまでの物語。 ※完結まで毎日更新します。全26話、カクヨムでも公開。

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小説を読もう2026/02/26
  • 現在の作品千里眼は闇を視る