あらすじ
「茉莉、もうすぐよ。お母さんの生まれた村」
父の死をきっかけに、母の故郷”落瀬村”へと移り住んだ九歳の茉莉。
見違えるように明るくなった母と、白い服を着た無表情な子供たち。
そして、首に赤い紐を巻いた少年、蓮との出会い。
十歳の誕生日に、私はこの村の”主役”になる。
崖の下から這い上がる波の音と、消えない数え歌。
逃げ出した先で茉莉が手にしたものは、希望か、それとも──。
この物語はフィクションです。作中に登場する地名や慣習はすべて架空のものであり、実在の団体や事件等とは一切関係ありません。
茉莉→今作の主人公
蓮→茉莉の前の代の生贄