あらすじ
10年前のこと。
嫁の浮気が発覚し、逆ギレされて離婚となり、そのまま娘を引き取ることにした。
当時の娘は純粋でパパと一緒がいいと言ってくれていたが、成長するほど元嫁に見た目も性格も似てきて、俺にかなり強く当たるようになっていた。
しかし、そんな娘も現在高校3年であり春からは大学生になるタイミングで一人暮らしの予定であった。
ようやく、自分のことに集中できると思っていたが、今年で37歳。
既に色々と手遅れであり、1人で生きていくことを覚悟していたそんなあるバレンタインのこと。
2月14日の土曜日。
娘は朝から彼氏のところに行き、1人で休日を謳歌していた時のこと。
家に娘の幼馴染である小向玲奈ちゃんがやってきた。
「あれ?凛花なら家に居ないけど…」というと、彼女はカバンから何かを手渡してきた。
「…ん?」
「チョコ…作ってきたので…//」
「え?あぁ…渡しといてってこと?」
「い、いえ!…和人…さんに…//」
「…え?俺?」
バレンタインに娘の幼馴染にチョコを渡されました。