あらすじ
成功者だけが招かれる秘密の集い――黎明フォーラム。
最も貢献した者に与えられるのは、"神の祝福"。
白いローブを纏った美しい青年は、選ばれた男に甘美な儀式を授ける。
祝福を受けた者たちは、やがて等しく狂っていく。
今宵選ばれたのは若き実業家・御堂亘一。
秘書である僕は、ただの付き添いのはずだった。
だがその夜を境に、僕の世界は静かに崩れ始める。
誰にも属さず、誰も選ばないはずの青年。
それでも僕は、彼に惹かれてしまった。
嫉妬、執着、歪んだ忠誠。
祝福は男たちを救わない。
そして最終局面――
神が初めて人を想った、その瞬間。
これは、祝福に魅せられた男たちの、愛と狂気の終着点。