あらすじ

京都の華やかな観光地、たとえば清水寺や伏見稲荷大社とは対極にある、地図から消えかけた山奥の廃れた集落・灰野村。そこには、夜になると寺を三周する“徘徊者”が現れるという噂があった。 顔のない男。 三拍子で響く足音。 そして、必ず“影が二つ”あるという異様な目撃証言。 取材のため村を訪れた語り手は、やがて恐るべき事実に気づく。 徘徊しているのは人間ではない。 山に入った者の「影」なのだと。 気づいたときには、もう遅い。 あなたの足元にも、少し遅れて動く影があるかもしれない。 意味が分かった瞬間、背後が怖くなる和風怪談。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/02/24
  • 現在の作品三周する影 ――灰野村異聞