あらすじ
灰色の髪を持つ私は、「出来損ない」と呼ばれ、家を追われた。
この国では髪色がすべて。
紫は王家、金は上位貴族。
灰色には、未来も価値もないと決めつけられていた。
けれど森で出会った白い“それ”を身につけた瞬間、
私の髪は純白へと変わる。
奪われた居場所を取り戻すため、
私は王都の広場に立った。
決闘裁判。
私を見下し、嘲り、追い詰めた叔父の秘密が暴かれ、
崩れたのは私ではなく、あちらだった。
「価値は、髪で決まらない」
灰色だった少女が、
自分の足で立ち、世界の理不尽をひっくり返す。
これは、失われた尊厳を取り戻す物語。