あらすじ
さんさいのおうじは、きょうもきげんがわるい。
あめで、おそとにでられないからだ。
けれどこのおうじ、じつは――まほうが、とんでもなくつよい。
なんとなくさわった、たまごと、にんじんと、だいこん。
それはなぜか、しゃべってうごく“じゅうしゃ”になってしまった。
ていねいすぎるたまごのさいしょう。
なんでもだきしめるにんじん。
とにかくまもるだいこん。
さんさいのおうじと、へんてこなじゅうしゃたち。
これは、せかいをゆらすちいさな王子のものがたり。
――そのちからのほんとうのいみを、まだ、だれもしらない。