あらすじ

この物語は宇宙大回転マッハシステム、第1象限、第2象限、第3象限、第4象限の続きになっています。できれば、そちらからお読みください。 第1象限 https://ncode.syosetu.com/n6269jw/ 第2象限 https://ncode.syosetu.com/n1298kk/ 第3象限 https://ncode.syosetu.com/n5279kz/ 第4象限 https://ncode.syosetu.com/n4251li/ 「何で最初に金星なんかに行くんだ?」 天体宇宙船ヒスパニオラの艦長、拡張イジングモデル計算機オールインワンのアバターであるゾウのぬいぐるみがユータに訊ねる。 「何でって?」うれしそうにユータは太陽系地図の惑星たちを指していく「ほら、これが地球で、ここが金星、太陽の縁を通って水星を抜ける、そこから火星経由で小惑星4ベスタまで一直線だ」 「本当に一直線で行く気かよ。何故、惑星軌道の混成とスイングバイを使わない?」 「別にエネルギーは無尽蔵だしさ。要所、要所で|亜空間《スュードスペース》|転送《ドライブ》すれば…」 「やらないぞ、あんなめんどくさいこと、もう、たくさんだ」 「え、そうなの?」 「そりゃ、エネルギーは無尽蔵でも、オイラの計算リソースを膨大に消費するんだ。そんな、何度もやってられるか」 「じゃあ、いいよ。自分でやるから」 「待て待て待て、待って、やるのかよ? ユータにやられるくらいなら、オイラがやるほうがマシだ」 「それなら任せた。よろしくね。オールインワン」 適当に丸め込まれてしまった感じのオールインワンはぶつぶつ言っている。でも、ユータはヒスパニオラの航路については譲ることが出来なかった。ポイントにユータの思いを届けなければならないからだ。 とりあえず、点までは一直線、それがユータの決めたことだ。

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小説を読もう2026/02/24
  • 現在の作品光速の恋人たち ーー 宇宙大回転マッハシステム