あらすじ
伯爵令嬢のフィリーネは、不幸を振り撒く忌み子として家族から虐げられていた。
ある日、姉の婚約者に色目を使ったとして彼女の怒りを買ってしまう。
「行き遅れの娘はマツの木と結婚する」という迷信を思い出した姉は、フィリーネをマツの木へ嫁がせる。
夫であるマツの木と添い遂げるため、縄で括り付けられたフィリーネだったが、強風で幹が折れてしまい、湖へと落ちてしまった。
次に目を覚ますと生きていて、しかも側にはこの世のものとは思えないほど美しい竜人・シドリウスがいる。今度のフィリーネは彼の生け贄になっていた。
美味しく食べてもらおうと決意したフィリーネだったが、何故かシドリウスからは大人になってからだと止められてしまい――。
「シドリウス様、私はいつでもお待ちしてますよ?」
「いや、こっちは我慢してるんだからこれ以上煽ってくれるな!!」
純粋であるが故に「食べる」を勘違いをしているフィリーネと、日々煽られて悶えるシドリウスのラブコメディ。