あらすじ

婚約者はお隣の王国の第一王子セバスチャン。政略結婚で結ばれた婚約だったが、真面目に婚約者として支えようとすればするほど「難しい顔ばかりする」「楽しくない」と距離を置かれていく。 そして転生先の王立学院で、前世の「あの女」と再会した。 ミレイユ。前世で私を死なせた張本人が、男爵令嬢として同じ世界に転生していた。彼女は前世の知識を武器に周囲の人気をさらい、私の婚約者にも急接近。やがて大勢の貴族が見守る謁見室で、セバスチャン王子と愚王グスタフから婚約破棄が告げられる。 腹は立つ。でも悲しくはない。それより気になるのは――この王国、どう見ても百年以内に崩壊する。 帰国した私が出会ったのは、市民革命を画策する若き活動家リオンだった。 前世の経済知識と政治眼を持つ私と、民衆のために戦うリオン。二人の目指す場所は同じだ。一方、ミレイユの「知恵」に頼り切ったアルノルト王国では農政の大失敗が起き、グスタフ王は民衆に追い詰められ、セバスチャン殿下は責任のなすり合いに明け暮れ、ミレイユは詐欺師として訴追される。 革命後に誕生した共和国の初代大統領は、リオン。そして私はその隣に立つ。 前世で信号無視をしてお咎めなしだった女は、今世でも自分の招いた結末を誰かのせいにし続けた。でも私はもう、あの交差点の先へ進んでいる。

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小説を読もう2026/02/24
  • 現在の作品転生先でも負けヒロイン扱いはお断りです──革命前夜、私は大統領の隣に立つ