あらすじ
今とは違う日本の八十年前。
メイドに恋をしてはいけない時代がありました。
かつての恩人の邸宅を訪問した義孝は、一人の美しいメイドと出会う。
小柄で清楚で働き者の花。
その花に、会うたびに惹かれていく。
イギリスのヴィクトリア時代をモデルにした世界で、上流階級の出身の軍人・時東義孝はかつての恩人の家でメイドとして働く桐島花と出会う。
メイドなど見慣れているはずの義孝。だが、花は輝いて見えた。
自分をメイドとしてではなく、一人の人間として接してくれる義孝に惹かれていく花。
果たして、二人の恋の行方は。
一方で花は、自分がメイドであるにも関わらず、対等に接してくれる義孝に初めて恋をする。
しかし、雇い主が老衰で亡くなり、花は生まれ故郷に帰る決意をする。
義孝から貰ったらハンカチを思い出に、汽車に乗り込む。