あらすじ
国でも有数の白魔術師ノアは、冒険者パーティ【福音】の一員として活躍していた。
だがある日、リーダーのアレックスから突然の追放を告げられる。
理由は――ノアの回復魔法の“副作用”。
「……正直、何度か……お前を襲いそうになった」
「僕は男だよ!?」
何でも治せる奇跡の白魔法。
味方を極限まで強化する付与魔法。
だがその代償は、仲間たちの理性をじわじわと削っていくことだった。
健気に別れを告げたノア。
しかし、追放は彼の終わりではない。
かつて異種族をまとめ上げ、世界に平和をもたらした“聖女”。
その伝説と、ノアの力が静かに重なり始める。
エルフ族、竜人族、獣人族――
各種族の少女たちは、なぜかノアを放っておかない。
押され、囲まれ、巻き込まれ。
気づけば異種族の中心に立たされていた。
もしこの光景を、元パーティの仲間たちが目にしたら――?
魔物には勝てるのに、女の子には勝てない。
これは、追放された白魔術師が押され気味のまま“世界を統べる聖女”になってしまう物語。