あらすじ
魔力を持たず「無能」として実家を追放された元貴族のリアン。
日雇いのテイマーとして底辺の生活を送っていた彼は、ある日、悪徳雇い主の借金を被らされ、犯罪奴隷として売られそうになってしまう。
そんな絶望のどん底にいた彼を買い取ったのは、王国の最高戦力にして「冷徹」と恐れられる魔導騎士団長、アルヴィンだった。
「お前を買ったんだ。俺のためだけに働け」
かつての幼馴染でもあるアルヴィンの屋敷で、恐ろしい労働が待っていると思いきや――
待っていたのは、美味しい食事とふかふかのベッド、そして「俺のそばから離れるな」という過保護すぎる激甘な溺愛生活!?
さらには、庭で拾った怪我をした子犬が、実は伝説の神獣フェンリルだったり、リアン自身もベータではなく「オメガ」として覚醒し、精霊たちに愛されるチート能力を発揮したりと、運命が大きく動き出す。
不器用で過保護な最強アルファ騎士団長×精霊愛され体質の健気なオメガ。
神獣のもふもふに癒やされながら、どん底から最高に幸せな家族になるまでの異世界BLファンタジー!
※本作にはオメガバース設定に基づく軽度な性的表現(発情期や番の契りなど)が含まれるため、R15相当のレーティングとしております。
【登場人物紹介】
◆リアン
本作の主人公。元伯爵家の三男だが、魔力を持たず「テイマー」のスキルしか持たなかったため廃嫡された。しかし、実は稀代の精霊愛され体質を持つオメガ。穏やかで優しい性格だが、芯は強い。現在はエルハルト公爵夫人として、二児の母となり幸せに暮らしている。
◆アルヴィン
王国の魔導騎士団長にして公爵。リアンの幼馴染で、長年彼を想い続けていた一途なアルファ。冷徹で恐れられているが、リアンに対しては激甘な過保護夫。剣と魔法の腕は国一番。
◆レオン
リアンとアルヴィンの長男。活発で好奇心旺盛。父譲りの運動神経と、母譲りのテイマー能力を持つ。将来の夢は「パパみたいに強くなってママを守る!」こと。
◆リナ
リアンとアルヴィンの長女。おっとりとした癒し系だが、実は強力な精霊魔法の使い手。怒らせると怖いタイプ。将来の夢は「お花屋さん」だが、周りは「大魔導師」と期待している。
◆ポチ
伝説の神獣フェンリル。リアンに拾われて以来、忠実な護衛犬として仕えている。見た目は可愛い子犬(時々巨大化)。最近、美人の彼女(シルヴィア)ができた。
◆シルヴィア
ポチの婚約者であるフェンリルの雌。高貴で優雅な淑女。リナの護衛役を務めている。