あらすじ
「正解の人生」と「自分の人生」は、同じじゃない。
28歳、彼氏なし。気づけば周りは結婚ラッシュ。
そんな私が転生した異世界には、わかりやすい「正解」が用意されていた。仲間は迷わず前に進む。この道が最高だと、誰もが言う。
――でも私は、あの人のことが忘れられない。
地位も名声もない。ただ、誰も見ていなくても困った人に手を差し伸べる。損得で動かない。見返りを求めない。
前世の日本では、もうほとんど絶滅していた種類の男だった。
英雄か、あの人の隣か。正解はわかってる。でも——
転生すれば誰でも英雄になれるこの時代に、私はあなたの隣を選ぶ。