あらすじ
「リナ・フォン・プランツ。貴様のような土臭い女は、更生施設(姥捨山)がお似合いだ!」
無能な王太子によって、濡れ衣を着せられ、頭を踏みにじられて追放された天才農政令嬢リナ。
辿り着いたのは、暴力と絶望が支配すると言われる最果ての要塞。死を覚悟した彼女を待っていたのは、無表情で書類をめくる一人の女性事務官・サオリだった。
「リナ。あなたの能力は、この施設を『ホワイト化』するための国家資源よ。――とりあえず温かいスープを飲んで、私と添い寝しなさい」
サオリは前世、過労死した有能なプロジェクトマネージャー。
彼女にとって、魔法が微弱なこの世界は、前世の「効率化知識」を使えばヌルゲーに過ぎなかった。
サオリに過保護なまでに甘やかされ、胃袋を掴まれ、才能を全肯定されたリナは、次第にその本領を発揮していく。
不毛な大地は黄金の麦畑に、ボロボロの要塞は最新鋭のインフラを備えた最強の楽園へ。
一方で、リナを捨てた王国は、彼女がいなくなったことで食糧難に陥り、崩壊のカウントダウンを始めていた……。
「戻ってきてほしい? 却下です。今、定時なので」
有能すぎる二人が、世界を効率的に作り変え、クズどもを事務的に破滅させる、最高にスカッとする更生譚!