あらすじ
※武 頼庵(藤谷 K介)様 主催「すれ違い企画」参加作品です。
新政権による外交政策のすれ違いにより、日本は滅亡した。
米中露連合軍による本土侵攻を逃れ、玄界灘の孤島沖ノ島に避難したのは、妊婦を含む僅かな大人と中学生達。
文明の利器を失った自給自足生活を確立しつつも、妊婦には臨月が訪れる。
命を未来に繋ぐ方法を確立するため、孤児の女子中学生が無資格助産師として命を懸けた戦いに挑む。
「オマエ赤ちゃん失格や!」
臍の緒バンジージャンプに暴言が飛び、産湯に熱湯を出された新生児の金切り声が夜の孤島に響く。
「もたもたしていると、お姉ちゃんが後ろから噛みちぎっちゃうぞー」
胎便を顔面にぶっかけられた無資格助産師の無邪気な一言が、産まれたばかりの男児に魂の力を授け、それが神国日本の未来を切り開く。
絡み合う因果の果てに、母子の絆は見つけた答えは。
「言いなさい。私が寝てる間に何したの?」
赤子に無茶した助産師が母親から詰められる必然。
短編だけど前話ありの初見殺しなこのシリーズ。ひどいがコンセプトなので、ひどい話に耐性のある方だけお願いします。
ひどい。ひどい。