あらすじ
一ノ瀬一夜は「理想の彼女」を無意識に生成してしまう。生成された彼女は一夜を溺愛する。
「本物の恋」が始まると彼女を消してしまう。
ーー青春メロンパン症候群を抱えていた。
生成された彼女は一夜を溺愛し、そして必ず消えていく。そのせいで、一夜は本物の恋ができない。
生成された少女・綿谷めろがまっすぐな好意で一夜に迫る。しかし彼女は人間として青春を生きたいと願っていた。一方、一夜には過去に恋しかけた彼女達の存在があり、本物の感情と偽物の愛の間で心は揺れ続ける。
保健医の橘先生は青春メロンパン症候群を知っている。
「一夜、作ったのは君だ」
逃げても、また同じことを繰り返す。
甘いものに依存し、愛に追い詰められそれでも生み出した彼女を誰も消したくない。
これは本物の恋をしたい少年と、人間としての愛を求める少女たちの、甘く苦しい青春物語。