あらすじ
前世で恋人に「便利だった」と笑われ、捨てられた俺は死んだ。
次に目を覚ましたのは――男が希少で、守られ、奪い合われる世界。
囲まれる。持ち上げられる。好かれる。
だが全部、信用できない。
優しさは支配の入口だから。
もう誰のものにもならない。
そう決めた俺に、なぜか一人の少女だけが食い下がってくる。
周りと同じように笑っていたはずの茶髪の彼女。
それなのに、彼女だけが――俺を“所有”しようとしなかった。
そして気づく。
本気になっていたのは、彼女だけじゃなかったことを。
これは、女性不信の俺がたった一人の少女に崩されるまでの物語。