あらすじ
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』から、もうひとつの物語が動き出す。
「僕の肉体がなくなっても、魂はずっと、銀河のどこかで星になって輝いている」
いじめられ、孤独に沈んでいた「僕」が見つけた、たったひとつの本当の強さ。それは、自分の弱さを抱きしめ、誰かの心のために祈ることでした。
本作は、かつて少女文庫で届かなかった物語を、著者の魂の叫びと共に再構築した「供養」であり「再誕」の記録です。
第一部: あの子の心の星になりたい。孤独な魂が語る、愛と救済の独白。
第二部: ザネリの星。悔恨と執着の狭間で、自らを罰しながら生きる者の物語。
第三部: 大好きな宮沢賢治さんへ。現実と空想、夢野久作の影が交差する、現代のイーハトーブ。
「負けないで。頑張れ。生きろ。生きて下さい。」
統合失調症という荒波の中で見つけた、泥だらけで、けれどダイヤモンドのように光る「本当の幸(さいわい)」を、あなたに届けます。