あらすじ
御影帳、21歳。
表の顔は建築学科の地味な女子大生。
裏の顔は、裏社会で「絶対のアリバイ」を設計する犯罪設計士。
彼女のポリシーはただ一つ。
「私の設計は、絶対に崩れない」
しかしある日、彼女が完璧に設計したアリバイを持つ依頼人が、
“その時間に起きた密室殺人”の容疑者として逮捕される。
ありえない。
なぜならその時間、彼は――
確実に別の犯罪をしていたから。
自分の作品を利用した見知らぬ真犯人に激怒した帳は、
ビジネスの信用を守るため、不本意ながら真犯人を追う。
一方、事件を担当する若きエリート刑事・白鷺玲央は、
なぜか帳に妙な既視感を抱いていて――。
「御影さん、あなた…何か隠してますよね?」
悪が悪を暴く、アンチヒロイン・ミステリ開幕。