あらすじ
「あら、皆様。まだ立っていらっしゃいますの? ……それなら、あともう数千発ほど、おかわりが必要で?」
最新VRMMO『ワールド・オブ・カラピーヌ』、通称WOK。
剣と魔法が支配するこの世界で、お嬢様、セシリア・フォン・ローゼンブルクが手にしたのは、運営からも「産廃」と投げ捨てられた不遇武器――【ガトリング砲】だった。
鈍重、低命中率、そして一瞬で財布を空にする圧倒的な弾薬コスト。
誰もが「ネタ武器」だと嘲笑う中、本物のお嬢様は微笑を絶やさない。
「わたくしの美学に、剣や魔法などという泥臭いものは似合いませんわ。――数打てば当たります。そうでなくて?」
湯水のように注ぎ込まれるリアルな財力(重課金)で、無限の弾幕を生成。
ㅤさらに、弾丸一発を『心付け』とでも言うように、全プレイヤーを絶望させる圧倒的な火力を叩き出す。
ㅤトップギルドが跪き、運営が「お手柔らかに」と泣きつく事態になっても、お嬢様はただ首を傾げるだけ。
「あら、ただのお掃除ですのに。大げさですわよ?」
ㅤこれは、戦場を優雅な社交界へと変えてしまう一人の令嬢が、圧倒的な火力と札束でゲームの常識をハチの巣にする物語。
ㅤ――さあ皆様、お掃除の時間ですわ!
ㅤ※「小説家になろう」様でもマルチ投稿しております。