あらすじ

「恋は目ではなく心で見るもの」―― 「月と恋は、満ちればやがて欠けるもの」―― 世の中には、恋の定義が存在する。 そんな言葉が、まるで真実のように語られている。けれど。その定義が自分の鼓動と重なる瞬間は、まだ誰も教えてくれない。 恋は理屈じゃない。音のように、胸を震わせた者だけが知る。 ――恋桜市立・恋桜花高校。高校二年・軽音楽部。 ギターを握る凪咲暁音の隣にいるのは、三人の少女。 軽音楽部の部員は、暁音を含めて四人。ドラムの三年、ギターとボーカルの二年が一人ずつ。そして暁音のひとつ下の一年にキーボードの後輩が一人いる。 一匹狼のドラム、雨宮 澪。 生意気な後輩キーボード、小鳥遊 小春。 素直じゃない幼馴染ボーカル、柳瀬 誉莉。 ぶつかる想い。すれ違う心。揺れるバンドの絆。 音楽でつながっていたはずの四人は、やがて知る。 恋もまた、バンドと同じだと。誰か一人欠ければ響かない。 けれど、同じ旋律を永遠に奏でることもできない。 満ちて、欠けて、また満ちる。それぞれの音が重なったとき―― 暁音が最後に選ぶ“音色”とは。 甘く、鋭く、切なく鳴り響く。軽音楽部ラブストーリー。

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小説を読もう2026/02/23
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