あらすじ
生まれた時から記憶がある。
愚かな王子だったころの俺の記憶。
探していた少女が居たはずなのに。
愚かだった俺は彼女を
見つけることができなかったんだ。
見つけることを諦めて。
そして彼女を傷つけたまま
失ってしまった。
『愚かな王子よ。
彼女を失った
痛みを永久に、
忘れることなかれ。
過去の己の愚かさを。
彼女の痛みを。
苦しみを抱いたまま
泡となり消えた彼女を
その命尽きるまで探すがいい。』
幼かいころから記憶を持ってるの。
それは断片的で。
哀れな人魚姫の記憶。
彼女のこの想いは
“愛”か“憎しみ”か。
そして私は“彼女”自身なのか。
“彼女”の記憶を持った“私”なのか。
『哀れな少女。
愚かな王子を愛し
泡となり消えゆく
哀れで愛しき人魚姫よ。
その記憶を持って
今度こそ幸せになりなさい。
二度と同じことを繰り返さぬように。
王子には呪いを…。
人魚姫には祈りを授けよう。
来世でもう一度、巡り逢え。』
☆キャライメージ絵☆
あいか[link:ilst_view?w=17858700] いつる[link:ilst_view?w=17860676]