あらすじ
32歳でフリーのインテリアコーディネーター・佐伯梨乃は、実業家・深見の″品格ある愛人″として5年間、完璧な自制心で二番目の座を守ってきた。しかし、深見の秘書から「泥棒猫」と罵られたことを機に、自身の空虚さと深見の傲慢さに気づく。理想の愛人を演じることに限界を感じた梨乃は、彼に別れを告げ、贈られた財産をすべて処分。執着を捨て一人の人間に戻る。半年後、再出発の地・金沢で、梨乃は自身の【品格】を再び見初める男・木崎と出会う。過去を清算したはずの彼女に、新たな秘められた″二番目の日々″の予感が訪れる。