あらすじ
ぼくたちは宇宙へ飛び出すことにした。ぼくたちが生き延びるには、広い星の海へと逃げ出す以外に方法がなかった。
銀河共通暦(G.C.)一四万年余り。ソル太陽系人類が宇宙進出をして二千年。すでに銀河の民となっていた異星人と交流し、交易し、ときに争いながら、「ソルズ」たちは各々の版図を広げていった。
マーズ星の重力を振り切ったヴォルフ――ぼくと親友のワグテイルは、家族のように接している航行AIのイブニングと三人で、この宇宙を旅していた。
あるときぼくらは厄介事に巻き込まれ、私設傭兵団アイアンバレッツに身を寄せることになる。
広大な宇宙で出世の蔓を掴もうとしていたぼくらは、傭兵として成り上がっていく機会を手に入れる――。