あらすじ
本土から少し離れた小さな島。
生徒はわずか十人――そのうち男子はたった一人。
そんな特別な環境で過ごしてきた中学二年生、小林陸(こなやしりく)は、八年間ずっと想いを寄せてきた一つ上の先輩・雪谷紬(ゆきがやつむぎ)に、ついに告白する。
夕焼けに染まる理科準備室。
緊張と不安の中で交わされる言葉。
「私も、陸君のことが好きだよ」
両想いになった二人。
けれど紬は今年で卒業。
そして、教室には他にも個性豊かな九人の女子たちがいる。
閉ざされた小さな世界で動き出す、初めての恋。
祝福、戸惑い、etc...――
これは、十人だけの教室で始まった、
ひとつの“はじまりの恋”の物語。