あらすじ
まだ、霊魂の存在が当たり前だった時代。
陰陽寮の陰陽師たちは、この世に未練を残して彷徨っている魂を除霊していた。
ある時、陰陽寮、東家に除霊の依頼がやってくる。
でも、当主、真人弦蔵は一年に一回の大事な御前会議へ出席しなければいけず、実力のある弟子たちもちょうど別の仕事で家を出ているため、依頼を別の家に回そうとするのだが。
弦蔵の夫でもあり、産れながら天命の子という宿命をもつ、真人黎人が「私が行く」と言い出すのだった。
山道に出るという、血まみれの女の幽霊を祓いに弦蔵に内緒で出掛けた黎人と息子の武千代だったが、事件は大きく変わっていくのだった。