あらすじ
天野ユウ、Eランクの“無能”。
戦えない。
逃げるしかできない。
転ぶ。泣く。叫ぶ。
それが日常。
なのに──なぜか毎回、生き残る。
影のモンスターはユウを避け、
古代装置はユウが転んだ拍子に起動し、
巨大ゲートはユウが近づくと弱まる。
本人はただの不運だと思っているが、
周囲は「……なんだこいつ」と困惑するばかり。
そんな中、世界中のゲートが暴走し、
“円環の軍勢”が動き出す。
そして現れる影の王。
「……返せ。我が“核”を……」
ユウ
「持ってないよぉぉぉ!!」
逃げるだけの最弱少年。
だがその逃走が、
世界の運命を静かに動かしていく。
誰も気づかない。
本人すら気づかない。
ただ一人、ミナだけが知っている。
──世界を救ったのは、この男だ。