あらすじ

南極の最奥部、絶対零度の猛吹雪に閉ざされた「星降る館」。 そこに集められた天才学者たちを襲う、猟奇的な見立て殺人と不可能犯罪。 「オカルトに逃げるのは三流だ。これは人間の浅ましい手口に過ぎない」 絶対的な自信を持つ名探偵・如月は、有能な助手・香澄の記録を元に、物理学と論理を駆使してすべての謎を「人間の悪意(トリック)」として美しく解き明かしていく。 ――だが、探偵は知らない。 彼が誇らしげに語る完璧な推理が、人類の限界が導き出した最高峰の『誤答』であることに。 そして、彼に忠実な助手が、理解不能な宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)から彼の精神を保護するため、必死にミステリの証拠へと「翻訳・偽装」し続けていた、高次元の観測者であることに。 1+1=2の世界が終わる時、名探偵の論理の城壁はどう崩れ去るのか。 本格ミステリの皮を被った、狂気と絶望の叙述トリック・ホラー。

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カクヨム
カクヨム2026/02/22
  • 現在の作品星降る館の完璧な誤答 ~名探偵は宇宙の真理(コズミック・ホラー)を知らない~