あらすじ
新学期初日、友達が一人もいない男子高校生の宮田晴佳(みやたはるか)は、屋上で煙草を吸う「先生」と出会う。先生は晴佳に、ハッピーエンドとバッドエンドのどちらが好きか、人生はハッピーエンドとバッドエンドのどちらが良いかを問いかけた後、「君が世界を救うんだ」と伝え、晴佳はこの臭いセリフを心の中で馬鹿にする。しかし、その戯言は晴佳の頭の中に残り続けていた。何故なら、晴佳の幼き日の夢が勇者になることだったからだ。
数日後、制服を着て来ず、いつも歌を歌ってクラスから浮いている少女の古橋(ふるはし)潤(じゅん)が、片山(かたやま)一樹(いつき)に嫌がらせをしていた佐々木(ささき)圭人(けいと)のことを殴り、その様子をただ見ていた晴佳の身に不思議な現象が起こる。