あらすじ
高校生の黒川蒼介は、ある日トラックに轢かれて死亡。気づくと謎の空間で神様に告げられた。
「君を異世界に転生させよう。ただし、チートは与えない。君には……あまりにも特異すぎる魂の構造があるから、スキルを付与できないんだ」
そうして転生したアレク=クロウは、魔法大国の辺境の村で育ち、15歳で迎えた魔法適性検定で「適性ゼロ」の烙印を押される。
見物していた勇者パーティにスカウトされていたのに、即座に追放。幼馴染にも「失望した」と罵られ、村を出るしかなかった。
だが旅の途中、アレクは気づく。
森で魔物に魔法を撃たれても、まったくダメージを受けない。それどころか……魔法が体に吸い込まれていく。
そしてその夜、アレクは大量の魔力が自分の中に蓄積されていることを発見した。
「適性ゼロ」ではなかった。
自分は、あらゆる魔法を「吸収して我が物にする」存在だったのだ。
――ここから、最弱の烙印を押された少年の逆転劇が始まる。