あらすじ

小さい頃から霊が視える僕……。 ある日の帰り道、僕は身体を小さく丸めながら、夜道を急いでいた。 前方に見慣れたガードレール。 ヘッドライトに照らされると、墓標のように白く浮き上がるその場所には、いつからか花束が供えられるようになっていた。 白い鉄枠の脇に供えられた青紫色のリンドウの花束の隣。 そこに女性が、ちょこんと座っているのをバッチリ捉えてしまった。 「あの、私のこと視えてらっしゃいますよね?」 「視えてません!独り言です!」 「……さっき目が合いましたよ?……今も合っていますよ」 僕はこうして、この幽霊にパシリとして扱われるのだった。

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小説を読もう2026/02/21
  • 現在の作品ひーさんの悲鳴が響く夜の街