あらすじ
主神の加護がなく悪魔の子と言われた赤子。貴族の両親は男の子の出産にはじめは喜んだが、苦渋の決断で森に捨てることに。
不幸中の幸いだった。赤子の彼をある者が拾ったのだ。
「おお、私はこの日のために生まれてきたのですね」
老人はそう言って慈しむように赤子を抱き、家へと連れて行く。その者こそ、不死に至り、伝説となった亡国の賢者リレイラ・アルバルトだった。だが、その老いた賢者はTS。妙齢の美女に変身して、赤子に乳をあげる。
賢者リレイラはその少年をこう呼んだ。
「ネイビス」
リレイラには復讐したい国があった。かつて彼女の国を攻め落とした大国クレストローレ。リレイラと同じく理の一人『時の理』が支配する国。彼女はその目的のために主人公と旅をする。
◇
様々な種族の国が散在し、賢者に勇者、魔王に悪魔、天使に亜神、あらゆる存在たちが糾う世界。
虚空の塔。その最上階にて最高天が存在し、最高神が君臨する。
――今、消えた主神を求めて世界が動き出す。