あらすじ
雨の夜、主人公は駅前の古びたバーでテキーラを飲みながら、目の前に置かれたタイムマシンを前に迷っている。過去に戻って別れの瞬間をやり直すか、未来へ進んで再会の可能性に賭けるか——しかし彼にはどちらを選ぶべきか分からない。ただ確かなのは、「それでもあなたに会いたい」という想いだけだった。
やがて彼は、タイムマシンは時間を移動するための装置ではなく、自分の覚悟を試すものだと気づく。過去や未来に逃げるのではなく、「今」に向き合うことを選び、現在の日付を入力する。
雨上がりの街で彼は再び彼女と向き合い、震えながらも想いを告げる。時間を超える旅よりも難しいのは、たった一言を“今”伝えることだと知る物語。