あらすじ

「君は王太子妃に相応しくない」

その一言で、私は婚約を破棄されました。
理由は“真実の愛”。選ばれたのは、可憐な令嬢。

……ええ、どうぞご自由に。

私は泣きません。縋りません。
なぜなら——王家は、私を手放せないから。

婚約は解消。
けれど家格、支持、実務能力、そして民の信頼。
失ったのは殿下の隣の席だけ。
代わりに私は、王太子女として王政補佐の任を命じられます。

最初は誰もが疑いました。
若い、女だ、感情的だ、と。

ならば証明しましょう。
怒らず、怯えず、排除せず。
反対も忠誠も受け止めながら、国を揺らさずに保つことを。

派手な革命は起こしません。
大逆転も叫びません。
ただ、静かに積み上げます。

そして気づけば——
“殿下の元婚約者”ではなく、
“揺れない王”と呼ばれるようになるのです。

これは、婚約破棄から始まる静かな逆転譚。
王冠の重みを受け入れた一人の女性が、
国を、そして自分の立場を塗り替えていく物語です。

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アルファポリス
アルファポリス2026/02/21
  • 現在の作品『婚約破棄されたので王太子女となります。殿下より上位です』