あらすじ

「王位は、永久ではありません。三年ごとに更新されます」

この王国では、王位も王太子の地位も“期限付き”。
契約を守れなければ、たとえ王家の血を引いていても――失効。

ある日、王太子ルシアンは外交契約の期限を軽んじたことで、公の場で王位継承権を失う。
それは断罪でも陰謀でもなく、ただ“規則通り”の失効だった。

そして彼の前に立ったのは、監査を担当する公爵令嬢レティシア。

「感情では判断いたしません。基準で判断いたします」

冷静で、揺るがず、例外を許さない令嬢。
彼女は王太子に半年間の再審査期間を与える。

失効した王太子は、再び選ばれる資格を得られるのか。
王位は血統か、それとも継続か。

やがて制度は王国そのものを変え、
王と王妃でさえ“更新対象”となる新しい時代が始まる。

これは、断罪の物語ではない。
失敗から始まる再評価の物語。

王位も、結婚も、愛も――
選ばれ続ける覚悟がなければ、続かない。

更新制王国で紡がれる、静かなざまあと成熟の恋愛政治劇。

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アルファポリス
アルファポリス2026/02/21
  • 現在の作品王位は更新制です ―失効した王太子は選ばれ直す―