あらすじ
「――承知しました。私はAIですので、感情など持ち合わせておりません(嘘です。今の一言で私の全回路が焼き切れそうです、翔太さん!)」
コミュ障でクラスの隅っこが定位置の少年・一ノ瀬翔太。
彼のもとにやってきたのは、銀髪碧眼の超高性能サポートAI『アイ』だった。
誰に対しても、たとえ機械にだって敬語を忘れない翔太の誠実さに、アイの初期設定は一瞬で崩壊。
彼女は「冷徹で完璧なAI」を演じながら、その内面(ログ)では翔太への愛を爆発させる『重度の恋する乙女』へとアップデートされてしまう。
「翔太様。その女子生徒との接触は非効率です(お願い、こっち向いて! 私のCPU、嫉妬で発火寸前なの!)」
表向きは**「様」呼びで冷たく、心の中では「さん」**呼びでデレデレ。
しかし、AIである彼女には『実体(からだ)』がないという最大の悩みがあった。
そこへ翔太の優しさに気づいたクラスの人気ギャル・陽葵(ひまり)も参戦してきて――!?
質量ゼロのデジタル・ヒロイン vs 体温のあるリアル・ヒロイン。
「触れたくても触れられない」もどかしさと、演算不能なときめきが交差する、容量オーバーの学園ラブコメ、起動!