あらすじ
人の負の感情から生まれる異形の怪物「澱《よどみ》」。
それに対抗できるのは、能力を宿した霊獣《れいじゅう》を使役する「依代《よりしろ》」。
そして、一般的には知られていない自らの身に異能を宿す「直系《ちょっけい》」の能力者たちだけだった。
ごく普通の少年・八代光輝《やしろ こうき》は、ある日突然澱に襲われた際、霊獣にも直系にも前例のない「光」の能力を覚醒させる。
天才と謳われる直系ということが確認された彼は、国内唯一の依代と直系の育成機関『国立顕現指導学院』へと強制編入されることになった。
編入した光輝がチームを組んだのは、二人のクラスメート。
水を操る子犬を連れた、どこか危うい雰囲気を纏う少年・文野律《ぶんの りつ》。
毒の蛇を霊獣に持ち、音の直系で才気溢れる双子の姉・紫音《しおん》に深い劣等感を抱く少女・瀬宮紫春《せみや しはる》。
光輝は生徒会長であり氷の直系である伊泉瑠衣《いずみ るい》 の厳しい指導の下、急成長を遂げる。
―――これは不完全な俺が英雄になる物語。