あらすじ
市内にある公園の片隅で、男の他殺体が発見された。
その話を聞きつけ、現場へと向かう少年探偵、空木 啓(ウツロギ ケイ)。
少年は、男の死体を見るなり驚愕し、体を震わせた。
眼の前で倒れているその男は、自分の叔父である、空木 裕(ウツロギ ユウ)、その人だった。
思わぬ形で、十年ぶりの再開を果たした二人。
ケイは十年前、叔父と交わした会話を思い出していた。
その中で、次第に、犯人に対する義憤の感情が芽生え始める。
(絶対に、叔父さんを殺した犯人をつきとめる…)
その決意を胸に、少年はいざ、異世界へと赴く。
【登場人物】
*空木 啓(ウツロギ ケイ)
年齢:一七歳。性別:男。
天才的な頭脳を持っている少年探偵。
付近の高校に通っているが、現在は休学中。
アパートで一人暮らしをしながら、探偵まがいの事を趣味にしている。
*高山刑事
性別:男。
男の死体が発見された現場の所轄警察署に所属する刑事。
ケイが中学生の時からの付き合い。
*空木 裕(ウツロギ ユウ)
年齢:四一歳。性別:男。
ケイにとっては、父の弟、つまり叔父となる。
公園の茂みの中、他殺体で発見される。
発見された時、左手の人差し指に、奇妙な指輪をしていた。
*ウォード
大柄な男。
宿酒場「ブルア・バルド」の主人。
調理やバーテンダーを担当。
客に対しても、ぶっきらぼうな態度をとっているが、そこが好かれている。
*サラ
エプロンをした女。
ウォードの妻で、酒場では接客を担当。
ケイを、実の子供の様に思っている。